WANDSの知名度を世に知らしめた1993年の大出世作!
同時発売のシングル『愛を語るより口づけをかわそう』(今作未収録)と共にミリオンセラーに!
title:時の扉
artists:WANDS
label:東芝EMI / TM FACTORY
released:1993.4.17
produced:長戸大幸(Being)
directed:寺尾広(Being)
最高1位
再発売盤
B-Gram RECORDS
BGCH-1007/1994年2月2日
tracks:
1. 時の扉
(作詞:上杉昇 作曲:大島こうすけ 編曲:明石昌夫)
(C) 1993 TV Asahi Music CO.,LTD & Be Kikakushitsu
急上昇したWANDSの名前を世間に知らしめた最大ヒットナンバー。4thシングル。
ギターとキーボード主体のデジタルロック。オーケストラルヒットが時代を感じさせる。
2. このまま君だけを奪い去りたい
(作詞:上杉昇 作曲:織田哲郎 編曲:葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu & Mr.Music
上杉さんが作詞し大ヒットになったDEENのデビューシングルをカバー。
オリジナルとは若干メロディーを変えてる部分がある。
Chorus:生沢祐一
3. 星のない空の下で
(作詞:上杉昇 作曲:柴崎浩 編曲:WANDS)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
アルバム中、唯一WANDSがアレンジャーとしてクレジットされている。
4. もっと強く抱きしめたなら
(作詞:魚住勉、上杉昇 作曲:多々納好夫 編曲:葉山たけし)
(C) 1992 Be Kikakushitsu & Mr.MUSIC
女優中山美穂さんとのコラボで『世界中の誰よりきっと』が大ヒットしたことをきっかけに、この曲にも火が点いた。
浅野温子さん出演の三井生命CMソング、作詞の魚住勉さんは浅野温子さんの旦那さん。90年初頭唐突に大ヒットした『ジプシー』の作詞者でもある。
ちょうどミュージックステーションの時間帯によくCMが流れていた。
5. ガラスの心で
(作詞:上杉昇 作曲:柴崎浩 編曲:明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
90年前期のB'zを意識したサウンドメーキング。
当時明石さんはB'zサウンドの中枢に居られた方ですから、あくまで控えめに、ですが。(笑)
葉山さんが担当した『Mr. JAIL』はかなり大胆です。
6. そのままの君へと…
(作詞:上杉昇 作曲:大島こうすけ 編曲:明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
上杉さんのボーカルスタイルも含め静と動が同居したスローナンバー。
飽きさせないアレンジが印象的。
7. 孤独へのTARGET
(作詞:上杉昇 作曲:川島だりあ 編曲:明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
沈黙を破るかのようにキーボードがうなりサビから入るロックナンバー。作曲とサビのコーラスは川島だりあさん。
Chorus:川島だりあ
8. Mr.JAIL
(作詞:上杉昇 作曲:柴崎浩 編曲:葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
バッキングボーカル、コーラス、アレンジ全てがB'zっぽい。
でもこの頃の葉山さんは大黒さんでも他でもオーケストラルヒットを乱用しすぎのような気がする。(笑)
9. Keep My Rock'n Road
(作詞:作曲:上杉昇 編曲:葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
アルバム中、唯一の上杉さん作曲ナンバー。
10. 世界中の誰よりきっと
(作詞:上杉昇、中山美穂 作曲:織田哲郎 編曲:明石昌夫)
(C) 1992 FUJI PACIFIC MUSIC,INC. & Burning Publishers,Co.Ltd.
中山美穂&WANDSとして180万枚を超える大ヒットになった楽曲。
セルフカバーとなるWANDS版ではいたってシンプルなアレンジになり、明石さんが担当。
Chorus:宇徳敬子
REVIEW:
1992年10月28日に発売された中山美穂&WANDSのシングル『世界中の誰よりきっと』のヒットをきっかけに注目され既発の3rdシングル『もっと強く抱きしめたなら』がチャートを駆け上がっていった。
テレビ番組に出演するなど注目度が高まる中、年明けの2月に待望の4thシングル『時の扉』は発売された。
当然オリコン初登場1位で22万枚、翌週は2位になったものの初動よりも枚数を増やし24万枚を記録、まさにそれは『待望』だったことがわかる。
そのあと2週も20万枚を超えている!
『時の扉』が大ヒットするなか満を持して発売された今作。
初登場から4週連続1位となり同門の大黒さんのアルバム『DA DA DA』(初動19万枚)の1位も阻んでしまう。(笑)
初動41万枚、累計160万枚、年間セールス2位の大ヒット作となった。
同時発売のシングル『愛を語るより口づけをかわそう』もランキング1位、累計でミリオンセラーとなっている。
つまりこの作品はWANDSが快進撃を続ける時のもので曲数も10曲と絞り込まれているので、当時のWANDSの空気感が詰め込まれているといえると思う。
上杉さんが作詞した『このまま君だけを奪い去りたい』のセルフカバーは収録されているものの『君が欲しくてたまらない』のセルフカバーはここでは見送られている。
のちにビーイングが出した企画盤に収録された。
全くの新曲が6曲入っているのでオリジナルとしての体は保たれている。
B'zのバッタモンなんて揶揄する人もいたけれど、会社はB'zみたいなものを作りたかったのかもしれない。
ただ『愛を語るより口づけをかわそう』とカップリングの『声にならないほどに愛しい』を以って明石さんがアレンジしなくなり葉山さんが担当していく。
これによりデジタルとロックを絶妙に融合させたWANDSサウンドというものに到達する。
この年10月に出る3rdアルバム『Little Bit...』でそのWANDSサウンドは一つの完成形を見る。
同時発売のシングル『愛を語るより口づけをかわそう』(今作未収録)と共にミリオンセラーに!
title:時の扉
artists:WANDS
label:東芝EMI / TM FACTORY
released:1993.4.17
produced:長戸大幸(Being)
directed:寺尾広(Being)
最高1位
再発売盤
B-Gram RECORDS
BGCH-1007/1994年2月2日
tracks:
1. 時の扉
(作詞:上杉昇 作曲:大島こうすけ 編曲:明石昌夫)
(C) 1993 TV Asahi Music CO.,LTD & Be Kikakushitsu
急上昇したWANDSの名前を世間に知らしめた最大ヒットナンバー。4thシングル。
ギターとキーボード主体のデジタルロック。オーケストラルヒットが時代を感じさせる。
2. このまま君だけを奪い去りたい
(作詞:上杉昇 作曲:織田哲郎 編曲:葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu & Mr.Music
上杉さんが作詞し大ヒットになったDEENのデビューシングルをカバー。
オリジナルとは若干メロディーを変えてる部分がある。
Chorus:生沢祐一
3. 星のない空の下で
(作詞:上杉昇 作曲:柴崎浩 編曲:WANDS)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
アルバム中、唯一WANDSがアレンジャーとしてクレジットされている。
4. もっと強く抱きしめたなら
(作詞:魚住勉、上杉昇 作曲:多々納好夫 編曲:葉山たけし)
(C) 1992 Be Kikakushitsu & Mr.MUSIC
女優中山美穂さんとのコラボで『世界中の誰よりきっと』が大ヒットしたことをきっかけに、この曲にも火が点いた。
浅野温子さん出演の三井生命CMソング、作詞の魚住勉さんは浅野温子さんの旦那さん。90年初頭唐突に大ヒットした『ジプシー』の作詞者でもある。
ちょうどミュージックステーションの時間帯によくCMが流れていた。
5. ガラスの心で
(作詞:上杉昇 作曲:柴崎浩 編曲:明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
90年前期のB'zを意識したサウンドメーキング。
当時明石さんはB'zサウンドの中枢に居られた方ですから、あくまで控えめに、ですが。(笑)
葉山さんが担当した『Mr. JAIL』はかなり大胆です。
6. そのままの君へと…
(作詞:上杉昇 作曲:大島こうすけ 編曲:明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
上杉さんのボーカルスタイルも含め静と動が同居したスローナンバー。
飽きさせないアレンジが印象的。
7. 孤独へのTARGET
(作詞:上杉昇 作曲:川島だりあ 編曲:明石昌夫)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
沈黙を破るかのようにキーボードがうなりサビから入るロックナンバー。作曲とサビのコーラスは川島だりあさん。
Chorus:川島だりあ
8. Mr.JAIL
(作詞:上杉昇 作曲:柴崎浩 編曲:葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
バッキングボーカル、コーラス、アレンジ全てがB'zっぽい。
でもこの頃の葉山さんは大黒さんでも他でもオーケストラルヒットを乱用しすぎのような気がする。(笑)
9. Keep My Rock'n Road
(作詞:作曲:上杉昇 編曲:葉山たけし)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
アルバム中、唯一の上杉さん作曲ナンバー。
10. 世界中の誰よりきっと
(作詞:上杉昇、中山美穂 作曲:織田哲郎 編曲:明石昌夫)
(C) 1992 FUJI PACIFIC MUSIC,INC. & Burning Publishers,Co.Ltd.
中山美穂&WANDSとして180万枚を超える大ヒットになった楽曲。
セルフカバーとなるWANDS版ではいたってシンプルなアレンジになり、明石さんが担当。
Chorus:宇徳敬子
REVIEW:
1992年10月28日に発売された中山美穂&WANDSのシングル『世界中の誰よりきっと』のヒットをきっかけに注目され既発の3rdシングル『もっと強く抱きしめたなら』がチャートを駆け上がっていった。
テレビ番組に出演するなど注目度が高まる中、年明けの2月に待望の4thシングル『時の扉』は発売された。
当然オリコン初登場1位で22万枚、翌週は2位になったものの初動よりも枚数を増やし24万枚を記録、まさにそれは『待望』だったことがわかる。
そのあと2週も20万枚を超えている!
『時の扉』が大ヒットするなか満を持して発売された今作。
初登場から4週連続1位となり同門の大黒さんのアルバム『DA DA DA』(初動19万枚)の1位も阻んでしまう。(笑)
初動41万枚、累計160万枚、年間セールス2位の大ヒット作となった。
同時発売のシングル『愛を語るより口づけをかわそう』もランキング1位、累計でミリオンセラーとなっている。
つまりこの作品はWANDSが快進撃を続ける時のもので曲数も10曲と絞り込まれているので、当時のWANDSの空気感が詰め込まれているといえると思う。
上杉さんが作詞した『このまま君だけを奪い去りたい』のセルフカバーは収録されているものの『君が欲しくてたまらない』のセルフカバーはここでは見送られている。
のちにビーイングが出した企画盤に収録された。
全くの新曲が6曲入っているのでオリジナルとしての体は保たれている。
B'zのバッタモンなんて揶揄する人もいたけれど、会社はB'zみたいなものを作りたかったのかもしれない。
ただ『愛を語るより口づけをかわそう』とカップリングの『声にならないほどに愛しい』を以って明石さんがアレンジしなくなり葉山さんが担当していく。
これによりデジタルとロックを絶妙に融合させたWANDSサウンドというものに到達する。
この年10月に出る3rdアルバム『Little Bit...』でそのWANDSサウンドは一つの完成形を見る。